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オホーツク左見右見(とみこうみ)

 マッチョ。ウィキペディアによると、男性が持つ強靱さ、勇敢さ、好戦性といった性質を基礎とした思想や信条、行動をあらわす言葉とあります。おおむね、皆さんが思い描いた概念に近いことでしょう。

老いたるマッチョ
共感と思いやりを欠くと……  成功が公益に優先する自分ファースト

 で、件(くだん)の年金世代経営者氏によりますと、昨今のヨーロッパ、アメリカでは、このマッチョに関する社会学的な研究が盛んだとのことです。はい、理由は簡単。冷戦終結後に澎(ほう)湃(はい)とわき起こり、いまや世界各地にまん延するポピュリズムの外貌に、このマッチョなるものが国境を越え、等しくまつわりついているからで、どうやら、このマッチョを掘り下げないことには、ポピュリズムがグローバルスタンダードになりかねない、という危機感が高まっている証左と、いうことでありまして、ま、端的に言わせてもらえば‐年金世代経営者の弁でありますが‐トランプの亜流に、亜流であるがゆえによりマッチョスタイルにこだわる政治、経済、文化などの分野にこれ以上登場されるのはタマラン! という次第であります。で、政治の分野ではトランプ現象という分かりやすい事象がりますが、じゃあ、マッチョな文化ってなんだろう? と相成ったわけで、年金世代経営者氏が、コピペとことわりつつ、指摘されたのは、なによりも自分、公益よりも個人の成功、身体よりも精神、感情よりも思考であって、既存の社会規範である自己抑制、寛容、思慮、責任感といった価値観はハナから守旧的な価値観として足蹴にされているわけで、どうだい、このあたりから見えて来るものがあるだろう? と年金世代経営者は問いかけた次第であります。見えてくるもの……。はい、みなさん、お酒を召していい気分ですから、はった! と手を打つ御仁は、はい、おりません。してやったりとばかりに、コトバを以下のように継いだ次第であります。マッチョの文化的な価値観に囚われるのはね、ヒトのことはいえないけど、年寄りに多いんだそうだ。認知症の前段症状という人もいる。特に共感と思いやり。これが加齢とともに希薄になって、その真逆の感情を抑制できない、挙げ句、バクハツの事態に陥り、パニックになってしまう‐どうだい、みなさんもそれとなく思い当たる節があるでしょう? 経営はワンマンでもいいの、社会性と思慮を担保にしているかぎりは。でも、ヒトは老いることで自己抑制、寛容、思慮、責任感といった規範の手(た)綱(づな) の制御が難しくなる。経営者ひとりにこれは限らない、会社そのものを老いるに任せていては、同じような蟻地獄に自ら身を沈めて、そうとは気づかない事態に陥ることは少なくない。ポピュリズムと老いたマッチョの共通性についても言及されておりましたが、割愛。

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