株式会社東亜リサーチ
地域企業とともに半世紀株式会社東亜リサーチ
〒090-0817 北海道北見市常盤町3丁目16番42号
TEL 0157-23-6288 / FAX 0157-24-1033

オホーツク左見右見(とみこうみ)

 JR北海道。期限2年の限定で約400億円の支援にこぎ着け、それも国土交通相の監督命令(通達)とセットではあるけれど、まずはひと息? 社長も不退転の決意で経営改善に取り組む‐と神妙の態だけど、法律改正が必要なことをなぜかしらスルーしておきながら、当初国に要求していたのは2030年度まで計12年間、数千億円ではなかったか。

どこにいくのかJR北海道)
焼け石に水なの?  2年で自立の道筋をご覧に入れます

 はい、2年間で収支を改善して、経営自立を目に見える形にしてご覧に入れます、なんて、殊勝な面持ちだったように伝わるけど、12年数千億の胸算用からみれば2年間400億円は、どうでしょう、世間一般からいわせてもらえば焼け石に水、じゃありません? それで、30年来の課題とやらの経営自立が、できるの? 2年間で成果を出すときっぱり、宣言したというけど、本心なの? ま、あれこれ心配の種は尽きないけど、どうなんだしょう? 国はJR北海道に対する不信感を隠さないけど、それって、監督不行届ということで、JR北海道にしたって、由々しき監督命令を通達されながら、経営責任論は封印。2020年以降の「単独で維持困難な線区」の運命は決まりました、これで‐と札幌在住の知人はさっそくメールを入れてくれたけど、どうなんでしょう? 支援の個別案件は赤字路線の修繕、青函トンネル維持管理などとあるんであって、これ経営自立と関係あるの? 当座なんとか凌いで、この間に維持困難(と名指しした)線区のうち運行距離の短い線区は廃線(バス転換)、そうでない線区については分離方式など道、自治体の負担を具体的な数値を担保する、担保できなければ維持を放棄する、これを落としどころに猶予期間を与えたってことで、これが自立とやらの青写真、出来レースです‐とのことだが、どうなんでしょう? たしかに400億円といえば単年度の営業赤字相当額で、これで経営自立をプッシュする余裕が生まれるとも思えない。ま、維持困難線区を切り捨てて、その場しのぎの帳尻らしきものをこさえるしか、これまでの経営スキルからみて方法はないようで、じゃあ、どうするんでしょう? 「週刊東洋経済」だったかは、「労使癒着の深い闇」「組合介入を許した経営」なんておどろおどろしいタイトルでJR北海道特集を3週連続で掲載するし、なんか、沿線住民には想像もつかない事態がうごめいているようだし……。不安です、ほんと。こうなったら、沿線自治体の肝っ玉が頼り。弱者は弱者らしくしましょう、なんてヒラメ目線を強いられ、挙げ句煮え湯をいいだけ飲まされてきたことをしっかとかみしめて、頑張って頂くしかありません。

Copyright© 2011 TOA RESEARCH Co.,Ltd All Rights Reserved.